ぎっくり首は、突然襲ってくる激しい首の痛みで、動くことが難しくなりとても辛いですよね。特に海外にいると、どう対処すればよいのか戸惑う方も多いでしょう。この記事では、アメリカでぎっくり首になった際の対処法をわかりやすく解説します。
1. ぎっくり首の症状と原因
ぎっくり首は、首の筋肉や靭帯が過度に緊張し、炎症を引き起こすことで発生します。重いものを持ち上げたり、無理な姿勢をとったりすることで、突然痛みが生じることがあります。痛みの度合いは個人差があり、ひどい場合は首をほとんど動かせなくなります。
2. まずは安静に
ぎっくり首になったら、まず無理に動かさず、首を安静に保ちましょう。動かそうとすると痛みが悪化する可能性があるため、首を固定した状態で、できるだけ負担をかけない姿勢を保つことが大切!
3. アイシングと温湿布
アメリカの薬局(例えばWalgreensやCVS)では、冷却ジェルパックやホットパックを簡単に手に入れることができます。最初の24~48時間は冷却パックで痛みと炎症を抑え、その後は温湿布を使って筋肉をリラックスさせると効果的です。冷却は1回20分程度に抑え、直接肌に当てないようタオルで包むと良いでしょう。我が家では湿布はサロンパスの大容量ボックスを買い置きしておいてます。
4. 市販薬の利用
アメリカの薬局では、痛み止めや炎症を抑える市販薬が多く販売されています。例えば、Ibuprofen(イブプロフェン) や Acetaminophen(アセトアミノフェン) などが代表的です。これらの薬は痛みや炎症を和らげるのに効果的ですが、薬を使用する際は、必ず用法用量を守りましょう。
我が家は、のどの痛みにも効くイブプロフェン派です。子供用はラムネのように噛むタイプを買い置きしています。液体タイプはまずいし着色料がすごいので、錠剤の噛むタイプを選んでいます、また、味はグレープ味を選ぶと失敗が少ないです。
5. 姿勢に注意
痛みがある間は、首に負担がかからないように正しい姿勢を心がけてください。寝るときは、低めの枕を使い、首の自然なカーブをサポートするようなポジションで横になりましょう。座るときは、背筋をまっすぐにし、首や肩に負担をかけない姿勢を保つことが重要です。
6. 専門家の受診
ぎっくり首が数日経っても改善しない場合、整形外科医や理学療法士に相談することをお勧めします。アメリカでは、保険が適用されるかどうかを確認した上で、Urgent Care(緊急クリニック) や Primary Care Physician(かかりつけ医) で診察を受けることが可能です。これらの医師は、必要に応じてX線検査やMRIなどを用いて、より詳細な診断を行うことができます。こちらの方はぎっくり腰になると、すぐにカイロプラクティックへ行く人が多い印象です。
7. 保険の確認と対応
アメリカで医療を受ける際は、医療保険がカバーする範囲を事前に確認しておくことがとても重要です。特に救急診療や理学療法は高額になることがあるため、保険の適用範囲や自己負担額を把握しておきましょう。また、診療所の多くはWalk-in Clinicsとして予約なしで受診できる場合がありますが、事前に営業時間や待ち時間を確認しておくと安心です。
8. 自宅でできるストレッチとリハビリ
痛みが少し和らいできたら、軽いストレッチやリハビリ運動を行うことをおすすめします。YouTubeなどを使って、簡単に首のストレッチをするといいでしょう。
- 首の前後運動:痛みが少ない範囲で、ゆっくりと首を前後に動かします。
- 肩の回旋:肩をゆっくりと回し、首周りの筋肉をほぐします。
※無理をせず、痛みが悪化する場合はすぐに中止してください。
まとめ
アメリカでぎっくり首になった場合、まずは安静にして、湿布や市販薬を活用しつつ、痛みの軽減に努めましょう。症状が改善しない場合は、専門家の診察を受けることが大切です。正しいケアと姿勢を心がけることで、早期の回復を目指しましょう。
もし何かご不明な点や質問があれば、遠慮なくコメントしてくださいね!
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