Parent Conference Weekとは?
新学年がスタートし、1か月ほど経つと「Parent Conference Week」がスタートします。このParent Conference というのは、日本でいう「保護者面談」を意味します。
学校や先生によりますが、面談は学校の始業時刻前に行われたり、放課後、学校の授業中に教室とは別室にて行われたりします。また、Parent Conference Weekの間は学校が早く終わったり(early dismissal, minimum dayなどと呼ばれます。)、期間中は副担任のような代理の先生が普段の授業を担当したりします。
このシステムは、先生の働き方を守るという意味でとても素晴らしいシステムだな~と思います。
ちなみにParent Conferenceは小学校だけでなく、プリスクールでも行われることが多いです。
何が行われる?何を聞く?
基本的には、①子供の学校での様子や②学力レベル、③1年間の学習スケジュールとゴール設定について話し合うことが多いです。
子供の学校での様子
クラスメイトとの普段のかかわり方や、クラスの中でどのような役割を果たしているか、トラブルや不安ごとがあれば質問することができます。
学力レベル
前年度のState test(州統一学力テスト)の結果や、学校で初期に行われる学力チェックテストの結果に基づいて、よく理解している科目や分野、もっと勉強した方が良い科目や分野などを教えてくれます。おすすめの教材や勉強法についても聞くことをお薦めします。無料で使える学習アプリや、効果的な学習法など喜んで教えてくれます!
1年間の学習スケジュールとゴール設定
年間の学習計画と進め方について教えてくれるとともに、個別にその子供のレベルに合わせたゴールを親と先生で一緒に考えていきます。ゴール設定には、学習に関することだけでなく、行動面に関するゴールも提案してくれる先生もいます。(例えば、リーダーシップの習得のように。)
補足・注意事項
※とにかく、アメリカは不安なことや分からないことは、こちらから積極的に聞くことが大切です。聞かないと、先生は何が不安なのか?疑問なのか?わかりません。「行間を読む」「気づいてくれるかな?」などと期待するのはやめましょう。
※面談日前に子供に何か先生に聞いてほしいこと、話してほしいことがないか話し合っておくことも重要です。
いかがでしたでしょうか。今回は「Parent Conference Week」について紹介しました。この期間は早帰りなど時間が不規則になるので、送迎の時間を間違えないようにお気を付けください♪
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