夏休みの過ごし方(サマーキャンプ編)

アメリカの小学校

アメリカのスクールでは、夏休みの宿題がありません。最終日に先生が子供たちに伝えること、それは『とにかく良い夏休みを過ごしてね★』ということ。

このシステムは、親である私も子供たちも好きなのですが、如何せんアメリカの夏休みは2か月半と長いため過ごし方には頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

今回はサマーキャンプの概要や、昨年参加したサマーキャンプについて紹介したいと思います。

サマーキャンプって何?

夏休みの間、スポーツやアート、サイエンスなどのアクティビティや社会活動などを行うプログラムのことです。だいたい1週間単位で申し込めるプログラムが多い印象です。

個人的には、サマーキャンプを通じて集団行動や自立心、チャレンジ精神、新しい興味・関心の発見&拡大など得られるものが多いかと思います。ちなみに親の時間を確保することができるのもメリットのひとつです。

サマーキャンプの探し方、検索の仕方

”summer camp 〇〇〇(お住いの地域名)”で検索すると、たくさん情報が探せるかと思います。またディストリクトのウェブサイトに情報が掲載されていることもありますので是非、調べてみてください。

参加したサマーキャンプ in LA(ロサンゼルス)

ロサンゼルスに住んでいるときに参加したサマーキャンプを紹介します。

・サマースクール: ディストリクトの運営により指定の学校で行われ、朝から14時頃まで学習や遊びの時間を提供。最寄りの学校の先生たちがいつもの学校のようにケアをしてくれて、スクールランチあり、費用もすべて無料でした。更には、14時から18時までアフタースクールケアも無料で提供されていました。

参加したサマーキャンプ in ベイエリア

ベイエリアで参加したサマーキャンプを紹介します。だいたい10歳くらいまでの子供たちが参加しており、ミドルスクールの子供たちは参加している人をほとんど見たことがありませんでした。

・スケートボードキャンプ: 市が運営しているキャンプのひとつ。1週間単位で申し込みができ、比較的リーズナブルな印象。9時から15時までケアしてくれました。1日中スケボーをするのではなく、間にクリークへお散歩したり、釣り堀探索やプレイグランドで遊んだり、ウォーターパークに行く時間も設けられており子供がスケボーにハマるきっかけとなりました。費用は、ランチは各自持参、1週間で$335.00。各自、プロテクター、スケートボード、ランチ、水を要準備。

・テニスキャンプ: こちらも市が運営しているキャンプのひとつ。1週間単位で申し込みができ、レベルは、ビギナーからアドバンストまであり、午前中はコーチに教えてもらいながら練習、午後にゲームという流れ。費用は、ランチ付き、1週間で$340.00。ラケットは、自由に使用できるものが何本か用意されているので、まったくの未経験者でも参加できるキャンプでした。

・コーディングキャンプ: 1週間単位で申し込みができ、時間は9時から12時の3時間。週の前半にさまざまな技術を教えてもらい各自、オリジナルのゲームを制作、金曜日には作品のプレゼンテーションの機会とピザパーティーがありました。こちらも子供がコーディングにハマるきっかけとなりました。費用は、ランチ持参、1週間で$378.00。準備するものは特にありませんでした。

番外編: 参加したサマーキャンプ in ロンドン

アメリカよりも比較的安く、低年齢から参加できるプログラムが豊富でした。長男の英語スキルはサマーキャンプで磨かれたと言っても過言ではないでしょう。

・テニス: 1週間単位で申し込みができ、10時から15時で£190。ランチ各自持参。4歳から14歳まで対象。

・オールスポーツ: 1週間単位で申し込みができ、9時から15時で£250。ランチ各自持参。5歳から13歳まで対象。

・クリケット: 1週間単位で申し込みができ、10時から15時で£120。ランチ各自持参。6歳から13歳まで対象。

いかがでしたでしょうか。今回はアメリカの夏休みの過ごし方(サマーキャンプ編)を紹介しました。昨年は、我が家は『新しいことにチャレンジする』をテーマにサマーキャンプに参加しました。それがきっかけで子供の興味関心の幅が広がったので、もし悩まれている人がいましたら、ぜひサマーキャンプに参加する機会をお子様に提案してみてはいかがでしょうか。

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