スプリングブレイクが終わり5月前半になると、各州毎に統一学力テストが授業中の時間を使って行われます。
『CAASPP』とは、『California Assessment of Student Performance and Progress』の略称でカリフォルニア州の統一学力テストを示しています。
科目は、下記3つがあります。
- SBAC (Smart Balanced Assessment Consortium):Language Arts(英語)、Math(算数) ※3年生~12年生が対象
- CAST (California Science Test):Science(サイエンス) ※5年生~12年生が対象
このテスト、何が重要かというと各スクールのスコアに大きく影響し、さらにはこのスコアに応じて各スクールに配分する予算が決まるため、先生方はとても一生けん命です。テストの前月から、このテスト練習サイトで勉強してみてね~という案内があり、またテストの前週には練習テストの時間が授業中に設けられていたそうです。
長男曰く、コンピューター受験、問題の難易度はそんなに高くなく、生徒によって問題内容が異なる仕様となっているそうです。
また、こちらの学力テストは実は、任意受験となっており、何か特別な理由がある場合には辞退することも可能であるようです。
さて、長男の学校ではこの州統一学力テストが昨日、すべて終わり早速今日はご褒美としてなのか??フィールドトリップにお出かけしています。
このメリハリのある方針が、私はアメリカらしくて大好きです。
いかがでしたか。『CAASPP』についてご紹介してきました。
引き続き、このブログではアメリカ教育事情について随時紹介していきますので、よろしくお願いいたします!
コメント
なかなかこういう記事はなく、知りたくても知れなことがあったのでとても参考になりました。
ありがとうございました。
こちらこそ、いつもありがとうございます!